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術後11日目

2004.09.28

10:00に出社、、いやいや 再入院。
残すところあと、今晩だけのお泊まりと思うとうきうきしてくる。

病院に着き、早速看護婦さんに
採血室に行って、血液検査をお願いします! と、いわれ、検査用の試験管?を預かる。
はぁ~い。 と、受け取り、病室へゆく。
相棒さんに「戻りました。もう一晩宜しくお願いします。」とただいま報告をし、
パジャマに着替え、患者に戻った。
パジャマに着替えたことにより、患者に戻れるって、結構ベテラン患者になりつつある?
採血室で採血してもらったが、 全く痛くない。
点滴などの後のせいなのか、それともおねーさんが上手だったのか。謎である。

病室に戻ると、「たまさぁ~ん、回診これからだから部屋で待ってぇ~」と、看護婦さん。
「了解ですぅ~」と、ふてぶてしい患者に戻り、ベッドで待つこと3分間。
本日の回診医がやってきた。
元ドレン管部分のバンドエイドを見て、
「5日ぐらいこのままでいいから」と、傷口を見もせずに、行ってしまった。
まあ、いっか・・・。
良くなるとこんなもんかと、変な納得をしてしまった。

お昼ご飯を食べ終わるか、終わらないかという頃に、
「たまさぁ~ん、皮膚科にお願いします。」と、声がかかった。
昨日の診察の時に、胸の周りのほくろが気になると言うことを申し出たからだ。
ひとつだけミョーに黒いのがあったから、
まさか、メラノーマじゃないよなぁ~、どうせ入院しているんだから・・・
ということで、お願いしておいたからだ。
結果、色素系の何とかかんとかで、悪性になるモノではないということが、はっきりと判明。
ブラジャーのワイヤー部分があたるから、どうしても刺激されやすい場所だという。
胸元にもだくさんある、シミのようなほくろっぽいモノも、それとは異なるが、
悪性に変化するモノではないことが判明。
心配事がよい方にはっきりして良かった。

今日は、担当医が当直だ。
昨日の診察で、
「もし、ご主人様も結果を聞いておいた方が良ければ、当直の時の夜に説明することは出来ますから。必要があるようだったら声をかけてください」
と、お言葉をいただいた。
ぽち にそのことを話すと、 「深刻な状態じゃないみたいだし、術後の説明も受けているから、あえてそうするほどでも・・・。」と、言っていた。
はじめは、じゃあ・・せっかく聞けるのであるなら・・。
と思い、ナースステーションで聞いてみたのだが、緊急手術に入ってしまっているらしい。
20:30頃になるとのことだった。
「先生もお疲れだろうから、別に大丈夫だから」と、いって、
面会時間(20:00) で、ぽちはいつも通りに帰宅した。
担当医が、落ち着いてから病室に来てくれた。
「たまさぁ~ん、あれ?帰っちゃった?」
手術が終わり、一段落してすぐに来てくれたようだ。
私が確認したかったことを、いくつか聞いた。
放射線治療や抗ガン剤など化学療法はしないという確認。
今後は経過観察のみで過ごすという確認。
卵巣欠落症状についての確認。
などだ。
同じことを聞いても、いやな顔一つせずに丁寧に分かるように話してくれた。

最後の夜は、先生とお月見をした。
本当に、良い先生が担当でよかったと、心から思った。
by yayakoshiya_tama | 2004-09-28 23:40 | がん のことと からだ のこと
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