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日本での終身刑

少し前の新聞に ちょっと気になる事が掲載されていた。
オートバイという文字と写真で私にはピックアップされたのだが。

京都在住、イタリア出身の男性のバイク行脚の記事。

記事によると彼は自宅を放火され日本人の奥様とお子さんを失った。
それは2004年5月の出来事。犯人はつかまったものの無期懲役。

そこまでは普通に聞くニュースだった。
で、お勉強になったのはこれから先の内容。

無期懲役だったので被告は60歳になる前に仮出獄する。
時代とともに犯罪という言葉の重みがだんだん軽んじてきているような世の中になってきているかの様な現状。繰り返される犯罪。
確かにこのことに関しては疑問に思っていたことがあった。が、それ以上に突っ込んで考えることもなかった。

「仮出所のない終身刑制度の創設は、悪質な再犯者から社会を守るために必要です」
「仮出獄の制度がある以上、死刑と無期懲役の間の隔たりはあまりにも大きい」と静かに語る男性。

確かにそうだと思う。

昨年7月から集め始めた署名は現在、約45,000人分に達した。終身刑の新設のほか、服役した者の再犯防止策などを求めている。バイクは2台目。走行距離は57,000kmを超えた。年内に100,000人の署名を集め、法務大臣に提出する予定らしい。

[妻や娘の死を無駄にはしたくない。必ず終身刑の法律をつくります。たとえホームレスになってもあきらめません」

彼の想いが認められる様、影ながら応援していきたいと思う。
by yayakoshiya_tama | 2006-07-22 21:34
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