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術後5日目

2004.09.22

日々、痛みが軽減されていく様子が本当によく分かる。
痛みが無くなると、当然動けるようになるので、動いているわけなのだが、
いかに、たった3時間の手術によって、体力が落ちているのかも痛感する。
これが、具合が悪くなってからの手術だったら、もっと大変だったんだろうと思う。

午前中の回診で、担当医からシャワーの許可が出る。
昨日から先生にシャワーは勧められていたのだが、なんとなく抜鈎が終わるまでは、
気分的に向かないような気がして、まだいいです。と返信していた。
今日も今日で、「シャワー浴びてさっぱりしましょうよぉ~。気分転換にもなるしぃ~」と、
茶目っ気たっぷりで勧めてくれたので、「わかりましたぁ~」ってことになり、
シャワー用の傷口止めになった。
ドレン管のところには、ジャンボバンドエイド。防水加工付き。
手術の傷跡には、ガーゼ+透明のガムテープである。
ガムテープっていうと、また看護婦さんに苦笑いされちゃうが・・・。
これで、シャワー準備完了である。

食事の方は、朝食までが五分粥で、お昼から全粥になる。
食事を再開して4日目になる。
そろそろ、お通じの方もおいでになる頃かと思っていると、お腹の方もそれらしい気配になってくる。
午前中に、何度かトライするが、今ひとつ。
昼食後、「おっ! これは!」状態になり、トイレにいく。
相変わらず腹筋は使えないので、初めての排尿と同じく呼吸法でトライ。
はずかしいなんてどこへやら。
ゆっくり、じっくり構えた たまは、 やってのけました。
堂々たるモノがお出になったのです!
会いたかったよぉ~!!!
1週間ぶりの再会である。
実は、お通じがあってからシャワーを浴びたかったので、これで、心おきなくシャワーを浴びたのでした♪

告知の時から気になっていたこと。
それは、たまの知っている人に同じ状況になってもらいたくないこと。
何かの時に、今回のことを話し、ドックやら検査を受けてもらいたいとずぅ~っと思っていた。
誤解を招くこともあるかもしれない。それはちょっと怖いのだけど。
でも、それ以上に、自分の知っている人に同じ思いをしてもらいたくない方が大きかった。
そんなことがあって、今日、何人かに今回の報告メールをした。
 たまです
 8月末に子宮体癌を告知され、
 今月15日に入院
 17日に手術
 と、
 鼻からの管
 硬膜外麻酔
 ドレン管
 点滴の管と
 身体に付いていた付属は徐々に減り、残すは抜糸ノミになり、今日に至っています。
 オカゲさまでゆっくりながら、回復へと向かっています。
 こんなこと、わざわざ言うことでは無いと、不愉快に感じる方もいると思いますが、
 癌は自分の細胞の変形した状態なので、生きている以上誰もがかかる可能性があり、
 自分と同じ思いはしてもらいたくないし、万が一そうであっても、
 早期発見であれば対応可能な場合が多いのが、有り難いことに今の医学です。
 何もないにこしたことはありませんが、是非会社の検診だけでなく、
 ドッグや癌検診を受診断することをお勧めします。
 私は全く違うことで、たまたま婦人科を受診したことによりみつかり、
 生理周期はほぼ28日
 生理期間は7日
 出血量も普通のつもり
 生理痛だって毎回ひどいわけじゃありませんでした。
 発見が1年遅かったらとおもうと、ぞっとします。

返信をくれたなかには、実は自分も危ないことがあった・・・と、言う人が出てきた。
妊娠中に見つかり、出産時に胎盤がはがれたのと一緒に癌もはがれたらしい
という人だった。
こういう内容は話す機会がないから知らないだけで、意外と多いのかもしれないと思った。

今晩も走りこんで ぽち は来た。
今日は、「ぽちえもん 頭部CT 断層画像」である。
よく自覚している症状を描き、これもめちゃくちゃ受けた。
by yayakoshiya_tama | 2004-09-22 20:05 | がん のことと からだ のこと
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